壁紙のカビを安全に除去する方法

壁紙のカビを安全に除去する方法を紹介します。酸素系漂白剤でキレイにしていく方法です。世間のイメージ的には塩素系漂白剤のほうがキレイになると思われていそうですが、ちゃんとやれば今回の手順も負けず劣らず美しい仕上がりが手に入るので、機会があれば試してみてください。
壁紙にカビが生えるのは湿気が一か所に留まっているせい。空気が流れやすい環境にすることが予防の第一歩である。

準備する掃除道具

過炭酸ナトリウム
水を流せない壁紙の掃除では酸素系漂白剤の仲間でもある過炭酸ナトリウムがおすすめ。拭き取りもカンタンですし、塩素系漂白剤みたいにニオイも残りません。
パッド
表面がザラザラしている壁紙の掃除に欠かせないパッド。何を選べばいいのかわからないときは凸凹美装(でこぼこびそう)というパッドを使ってみてください。
タオル
洗剤の拭き取り用に。あらかじめ濡らしたタオルを何枚か用意しておくと、途中で洗いに行く手間が省けますし、常にキレイなタオルで壁紙を拭くことができます。
ゴム手袋
過炭酸ナトリウムは、最終的に炭酸ソーダと水と酸素に分解される安全な洗剤です。ただし素手でさわるとかゆくなったりするのでゴム手袋を着用しましょう。

カビの落とし方

カビの落とし方は、過炭酸ナトリウム水溶液を塗った壁紙をパッドでこするというものです。時間の掛かる作業はひとつもありません。塗る、こする、拭き取る、この3工程をきっちりやれば今より必ずよくなります。詳しい手順は次のとおり。
  1. お湯で希釈した過炭酸ナトリウムを塗布
  2. パッドで小さな円を描きながらゴシゴシ
  3. キレイなタオルで汚れをしっかり拭き取る
基本はこんな感じです。お湯の温度については40~50度くらいがいいでしょう。過炭酸ナトリウムが漂白効果を発揮するには、ある程度の温度と時間が必要です。当然、作り置きしておいたものは使えませんので、必ず掃除を始める直前に混ぜるようにしましょう。

ビフォーアフター

カビ
清掃前 壁紙全体にカビが発生して見た目がコンクリートみたいになっています。このままだと飛び散った胞子が関係ないところにまでカビを広げてしまうかもしれません。
壁紙
清掃後 カビが消えて壁紙らしい色が戻ってきました。掛かった時間は15分くらい。安全性を犠牲にしなくてもキレイな仕上がりが手に入るのが伝わったのではないでしょうか。

コツ・ポイント

酷いカビを目の前にすると、ついつい塩素系漂白剤を使いたくなるものですが、使い方を理解しておかないと黄ばんだりニオイが残ったり問題ばかり起こります。よかれと思ってやったことで壁紙を張り替えることになったら何も意味がないので、まずは安全な方法から試すようにしてください。