しつこい緑青を意地でもキレイにする方法

しつこい緑青を意地でもキレイにする方法を紹介します。石みたいに硬くなった緑青を掃除で何とかする方法です。あくまで掃除ですから限界はありますが、やり方次第では設備の寿命を延ばせるかもしれないので、手順だけでも覚えてみてください。

緑青(ろくしょう)とは銅の表面にできるサビ。銅イオンが空気中の水分と二酸化酸素に反応して発生する。

準備する掃除道具

酸性洗剤
緑青の除去に酸性洗剤は必須です。わたしが好んで使っているのは、リン酸にエタノールを加えたスペースショットのサビ落としトイレクリーナー。サクッと除菌もできて一石二鳥です。
研磨剤
材質を傷つけないもの。何を選べばいいのかわからないときは、GSR(ジーエスアール)を検討してみてください。研磨材の代わりにミネラルで汚れを落とすクリーナーです。トラブルの心配もありません。
刷毛
酸性洗剤を塗るときに使います。新たに購入する予定がある人は、サビの心配がない木製の刷毛を選びましょう。金属製はすぐサビます。酸性洗剤だから仕方ないといえば仕方ないのですが…。
スポンジ
酸性洗剤と同じくらい大切なスポンジ。おすすめはナイロン不織布に砥粒を固着したNCAのファブリックシート(青)。ちょっとした汚れなら水だけでキレイにできる優れものです。
タオル
拭き取り用に1枚。仕上がりにこだわるなら、毛クズが出にくいマイクロファイバーやメリヤスウエスを試してみてください。扱いに慣れるまでは大変でも、きっと掃除の上達に貢献してくれるはずです。

緑青の落とし方

緑青の落とし方は、酸性洗剤で前処理(緑青を落としやすくる準備)をしたあとに研磨剤で磨くというものです。むずかしい作業はひとつもありません。どちらかといえば掃除の基本に忠実で、誰もが一度はやったことのあるものばかりです。詳しくは次のとおり。

  1. 軽くにホコリを払う
  2. 酸性洗剤を塗る
  3. そのまま10分待つ
  4. 研磨剤でゴシゴシ
  5. タオルで拭き取る

見たことある工程ばかりですね。メインとなるのは研磨剤で磨く作業です。ただ、これは石みたいに硬い緑青を落とすための工程ですから、必要なければ飛ばしてもらって構いません。実際にやってみたときの様子をビフォーアフターで見てみましょう。

緑青

清掃前

緑色の緑青が粉を吹いたようになっています。手ざわりはザラザラしておろし金みたい。手元にあったタオルで撫でてみたところ、糸が引っ掛かってビリビリに破れてしまいました。

給水管

清掃後

だいぶ本来の姿に近づきました。ここまで30分くらい。残念ながら緑青が食い込んで空けた穴はどうにもなりませんでしたが、はじめの状態を考えたら「よくここまで戻ってきた」と褒めてあげたいくらいです。

コツ・ポイント

今回は酸性洗剤を塗ってから10分待ちましたが、スペースショットのサビ落とし・トイレクリーナーは最大40分まで時間を置けます。世の中にまったく同じ汚れは存在しません。当然、説明どおりになるとは限らないので、あなたの家の状況に合わせて手順や時間を決めてください。