お風呂 | ガラスを白くする鱗状痕の落とし方

ガラスを白くする鱗状痕の落とし方を紹介します。お風呂掃除で試してほしい方法です。あいにく鏡は対象外ですが、ガラス製の壁やドアでは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。

鱗状痕(りんじょうこん)は設備の立ち上がり部分に出てくる白い水垢。ウロコ汚れとも呼ばれる。ガラスの成分と同じケイ素を含んでおり、お互いが結びつくと落ちなくなる。

洗剤・清掃用品

ガラスの鱗状痕は、道具の選び方によって結果が大きく変わります。よくわからない人は以下のアイテムを参考にしましょう。

酸性洗剤
ガラスの鱗状痕に効く酸性洗剤。ゆっくり効くクエン酸では時間が掛かりすぎます。サクッとキレイにしたいときはパシカのミラースカットみたいな無機酸ベースの洗剤を選びましょう。
スポンジ
洗剤の補助をしてくれるスポンジ。どれを選んでも同じではありません。お風呂ではサンワのMFスクラブスポンジNCAのファブリックシート(青)を試してもらうと違いがわかるはずです。
スクイジー
窓掃除用のスクイジーは鱗状痕の除去でも利用できます。具体的には取りこぼしのチェックや仕上がりの確認など。作業を円滑に進めるためのアイテムだと思ってもらえれば間違いありません。
ゴム手袋
手荒れやケガの予防に。ただしゴム手袋をはめると、汚れのジャリジャリとした感触が手に伝わってこなくなります。手先の感覚を大切にしている人には向かないかもしれません。

この4つがあれば、新品みたいなガラスにするのも夢じゃありません。あとはこれをどのように活用するか。100%の性能を発揮させられるかは手順次第です。具体的な使い方については次で説明します。

鱗状痕の落とし方

続いては、鱗状痕の具体的な落とし方を見ていきます。工程は6つと普段より多めです。しっかり確認しておきましょう。

鱗状痕

1. 事前のチェックをする

鱗状痕があるとわかりづらいですが、透明なガラスは傷や劣化があるとすごく目立ちます。あらかじめ問題がありそうなところをチェックして、悪化しそうなところは避けて掃除をするようにしましょう。

2. 酸性洗剤を塗る

ガラスに問題がないのを確認したら、酸性洗剤を塗っていきます。均一に塗布するのがむずかしいスプレイヤーは使いません。スポンジに染み込ませて塗っていくのがキレイに仕上げるコツです。

3. スポンジでこする

酸性洗剤をすき間なく塗れたら、すかさずスポンジでゴシゴシ。放置時間は必要ありません。鱗状痕用の酸性洗剤は、塗ったそばから汚れが落ちていくパワフルなものばかりです。

4. シャワーですすぐ

キレイになったのを確認したらシャワーですすぎます。このとき大切なのはたっぷりの水ですすぐこと。スポンジでこすりながら流してあげると、酸性洗剤の成分も残りにくいです。

5. スクイジーで水を切る

ここまできたら終わりまであと少し。仕上げにスクイジーでガラス面に残っている水滴を回収し、鱗状痕の取りこぼしがないか確認しましょう。もし取りこぼしがあれば、白いのが浮かび上がってくるはずです。

ガラス

6. できあがり

真っ白になっていたガラスが生まれ変わりました。透明感、清潔感、掃除をする前とは別物みたいです。これならメンテナンスが大変なガラス張りの浴室も、楽に管理できるのではないでしょうか。

コツ・ポイント

鱗状痕の落としやすさは、ガラスに含まれるケイ素との結びつき方によって変わります(これを共有結合と言う)。これは見た目では判断できないものなので、手応えがないときはムリをせず、別の手段を検討してください。